こんにちは、フォトグラファーのryuです。
前回の記事でRFマウントからFEマウント(α7c2)に乗り換えるとご報告しました。
私が選んだSONYのα7c2ですが同じくSONYのα7mark4と比べて巷で話題になっていることが二つあります。
一つはファインダーが小さいこと、もう一つは記憶メディアであるメモリーカードのスロットが一つしかないことです。
せっかく購入予約したカメラの良い所をあげつらって褒めちぎりたいところですが、今回はあえて懸念点とされている部分について私個人の考えを述べてみようと思います。
α7c2のシングルスロットは問題にならない
結論から言うと別にシングルスロットは問題にならないからです。
そもそもちゃんとしたメーカーのメモリーカードを使っている限りメモリーカードのデータが飛ぶなんてこと、ほぼあり得ません。
少なくとも私が10年間カメラを利用してきてデータが飛んだことなど一度もありません。
雨の降りしきる中で使ったこともしょっちゅうですし、真夏の炎天下で撮影し続けたこともいくらでもあります。
もちろんカードスロットを水没させたりすれば壊れるでしょうが、そんなことをすればデュアルスロットであっても二枚とも壊れるだけです。
α7c2の長所はあくまでも超軽量超コンパクト
こんなことを言ってしまっては身も蓋もありませんが、大きなファインダーやデュアルスロットが欲しければα7mark4やα7R5を買えばいいのです。
SONYのα7c2の製品コンセプトはどうみても「軽量コンパクト」です。
例えばα7c2をデュアルスロットにして30~40g重くなり、ファインダーを大きくして50g重くなったらもうα7mark4と大差ない重さ大きさになります。
そんなボディになれば、それこそα7c2を選ぶ理由がなくなります。
私がα7c2を購入したのは、ただひたすらにフルフレームで最も小さく軽いシステムを組みたかったからです。
その為には10gでも20gでも軽くする必要があります、しかしレンズだけならずボディも軽量化には限度があります。レンズならば光学的な補正をある程度諦めてソフトウェアで補正することで軽量化することができるでしょう。SONYがGMレンズで実際に行っていますね。
しかし仮に光学的な補正に拘ればレンズはどうしても大きく重くなってしまいます。つまり軽量化するには何かを犠牲にする必要があります。物理の法則を捻じ曲げられない限りこれは変わりません。
ボディ側も同じことで質量という絶対的なルールがある以上、あれもこれもと機能を追加するのは無理とは言いませんが至難の業です。
結局のところカメラのユーザーが許容できるかできないかでしかないのです。
私は信頼性の高いメモリーカードを使うことでデュアルスロットの代替とすることにしたわけです。最近ですとprogradeのメモリーカードが品質、価格共に優れています。
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α7c2を購入検討している方はまず自分が何に惹かれてα7c2を検討しているのかを今一度考えてみると、悩みがスッキリすると思います。
以上、α7c2の運用に関する個人的な考えでした。是非参考になさってください。