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α7c2が手元に来た!ファーストインプレッションという名の1週間使用レビュー。

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こんにちは、フォトグラファーのryuです。

先日の記事でCANONのRFマウントからSONYのEマウントへ乗り換えると宣言しましたが、ようやくSONYのα7c2の発売日を過ぎ、手元にカメラが届きました。

CANONのR6mark2からSONYのα7c2に乗り換える話。 こんにちは、フォトグラファーのryuです。 以前の記事でRFマウントに限界を感じていること、逆にEマウントに食指が動いていること...

本当は1週間前に届いていたのですが、α7c2が思っていた以上に楽しくて高性能なカメラでブログ書くのをそっちのけで写真撮りまくっていました。

ようやく一通り満足できたので、α7c2を1週間使ってみた感想を共有したいと思います。

α7c2の良かった点①:軽い!

まずはやっぱり携帯性について触れざるをえません。ソニーストア等で事前に触ってはいたものの、実際に自分のカメラとして色々な場所に持っていき撮影してみると改めてα7c2の軽さとコンパクトさに驚かされています。

まずは以下の写真をご覧ください。

今現在私がα7c2と組み合わせるのに最も気に入っているレンズである【FE 50mm F2.5 G】と組み合わせた状態です。

これがフルサイズ機!?と思ってしまうほどコンパクトですし、Gレンズの写りも抜群に良いです。R6mark2の時のようにカメラを持ち出すのに気合を入れる必要も無く、無理なく気軽に持ち運ぶことができています。

持ち運ぶ機会が増えると必然的にシャッターチャンスも増えますし、そういう意味でも携帯性の良さは思っていた以上に素晴らしいものがありました。

α7c2の良かった点②:AFが非常に賢い

α7c2はAIプロセッシングユニットを搭載しています。
これは被写体を骨格レベルでAIが認識して予測しながら瞳や頭部を探し出しフォーカスを合わせ続けるというものです。

これがまぁーー賢い。

私は1歳の子供がいるのでプライベートでも撮影するのですが、動き回る子供をこれでもかと追い続けるフォーカスマークには感動すら覚えます。
前述の小型軽量さと相まって片手で大体でピントを合わせてシャッターを切ってもガチピンを量産してくれます。

これはもう人間の力を遥かに超えるレベルのフォーカス性能ですので人物撮影するシーンでは素直に利用するのが賢そうです。シャッタースピードさえ適切に設定されていて甘ピンになった写真は今のところ一枚もありません。一枚たりともです。

α7c2の良かった点③:思っていたよりずっと操作しやすい

私がR6Mark2からα7c2へ乗り換える際に最も懸念していたのが操作性の悪化です。
先代のα7cと比べて前ダイヤルが追加されたりと一定の操作性の向上は図られているものの、やはり多少の不安はありました。

しかし正直言って杞憂でした。

α7c2はコンパクトながら非常に合理的に設計されており、「ここにあったらいいのにな~」って位置にダイヤルやカスタムボタンが配置されていてSONYの上手さには感心させられっぱなしです。

私が最も「これいいなぁ!」と思ったのは写真→動画→S&Qの切り替えレバーです。

R6Mark2にもモチロン動画撮影機能はついているのですが、ハッキリ言って滅茶苦茶使いにくかったです。写真機に動画機能がくっついているだけってイメージでしょうか。

私はどちらかというと写真メインの使い方だったので気にしていなかったのですが、α7c2の動画機としての使いやすさは写真メインの私ですら「ちょっと動画も撮りたいな」と思わせてしまうほどです。写真機としても動画機としても高い次元で作られているように感じます。

それを支えているのが、このシームレスな切り替えレバーだと思います。

操作時の適度なクリック感がその気にさせるのもモチロンですし、各モードへの切り替えも非常にスムーズです。
また各モード毎に設定を事細かに分けることができるので、写真を撮っていて「あっ!」と思った瞬間に自分の設定した動画モードへ瞬時に切り替えられます。

これは素晴らしいと思います。いちいち動画モードへ切り替えてSS、F値、ISO感度を設定して…とやっていられないですからね。

このあたりの完成度は各機種で動画機としても力を入れていたSONYならではだと思います。

α7c2の良かった点④:ファインダーが見やすい!

α7c2は兄貴分のα7Ⅳと比べてファインダーが小型にされています。ボディのコンパクトさとトレードオフの関係なので、そこに文句はありません。

ただ見にくくなる覚悟はしていました、特に晴天の中で撮影するシーンなどは辛いだろうなぁと想像していたのですが思っていたより全然使えるファインダーでびっくりしました。

初代α7cと比べて輝度が上昇していることもあり、ハッキリとしたEVFで非常に見やすいです。マニュアルフォーカスで合わせるシーンもありましたが拡大表示設定と合わせれば全然戦えます。

これは嬉しい誤算でした。

α7c2の気になるところ:サブ電子ダイヤルに手が当たる

さて、ここまで良い部分ばかり言いましたがもちろん気になる点もあります。

α7c2はコンパクトなボディ故に様々な部分で制約を受けています。例えばファインダーが小型だったりシングルスロットルだったりするのですが、このあたりは買う前から分かっていたので不満はありません。

しかし一つだけ想定外だったのはグリップの小ささから来る背面サブ電子ダイヤルへの誤操作でした。

どういうことかと申しますと、私は手が小さいほうですのでグリップ自体に不満は無いのですが24-70GM2等の少し大きめのレンズを着けた際にグリップを握りこむと背面のサブ電子ダイヤルへ親指の母指球が当たってしまい、誤操作をしてしまうことがあるのです。

こちらの写真のように意図せず触れてしまうことがあります。

これは正直想定外でしたし私はここにISO感度を設定しているので急に真っ暗になったりして困ることがあります。
設定項目を変えて影響の少ないものにするか、はたまた機能自体をカットしてしまうか…。

悩ましいところですが、もうしばらく使ってみて考えたいと思います。

もしα7c2やα7cRを購入検討している方の中で、手が大きい人はソニーストアで実機に触れてみた方がいいと思います。

まとめ

α7c2は間違いなく現行ラインナップ機の中で最もコストパフォーマンスに優れている機種だと思います。
特に私が今回付けていた【FE50mm F2.5 G】のような小型で高性能なレンズを付けて、スナップ撮影をすると、もう従来のデカいフルサイズ機には戻れなくなるほどの撮影体験が得られます。

システムとしてコンパクトなので、例えばカフェ等で持ち出しても周りに「ギョッ」と見られることもありませんしスナップ撮影に必要なステルス性能も高いと思います。

もし迷っている方がおられたら是非とも購入することを強くお勧めしたいです。

それくらい楽しくて気持ちよく撮影させてくれる最高のカメラです。

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ryu@photographer
カメラの種類を問わず「カメラ」そのものが大好きな30代男性です。 10代の頃から様々なカメラを使い倒し写真歴は10年以上です。 自分で購入したカメラ遍歴は CANON(EFマウント) ↓ CANON(RFマウント) ↓ SONY(Eマウント) となっております。 このブログではカメラに関する事をメーカーや機種問わずピックアップして話題にしたり、写真についての雑感やちょっと得する知識等を発信していきます。