こんにちは、フォトグラファーのryuです。
今回はちょっとおふざけ記事です(笑)
前置きは短くしてさっそく本題です。
今回私がAIに質問した内容は以下の文章です。
“今100万円で一からカメラ機材を揃えるとすると、どのような物を選びますか。
またその理由を教えてください。”
メーカーやセンサーサイズのバイアスをAIに与えない為にミラーレスかレフ機かの違いすら指定せずにAIに丸投げしてみました。また情報が古くなってしまう可能性もあるため最新の情報にもアクセスできるGoogleのAIである”Bard”を使用しています。
…すると色々と突っ込みどころのある回答が返ってきましたので共有します(笑)
では行きましょう。
AIが100万円でカメラ機材を選ぶとこうなった。
まずはAIが返してきた回答です。少し長いですが以下のような返答が返ってきました。
“100万円でカメラ機材を揃えるとすると、以下の構成で考えます。”
メインカメラ
- ソニー α1
α1は、フルサイズミラーレスカメラのフラッグシップモデルです。高画質、高連写、高感度性能など、あらゆる撮影シーンで高いパフォーマンスを発揮します。
レンズ
- ソニー FE 24-70mm F2.8 GM II
- ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
24-70mm F2.8は、広角から中望遠までをカバーする標準ズームレンズです。F2.8通しの明るい開放値で、暗い場所でも手ブレを抑えて撮影できます。
70-200mm F2.8は、望遠ズームレンズです。スポーツや野鳥などの遠くの被写体を大きく写したい場合に重宝します。
その他
- 三脚
- カメラバック
- メモリーカード
- バッテリー
三脚は、手持ち撮影では難しいシャッタースピードを落とした撮影や、長時間露出撮影に必須です。カメラバックは、カメラやレンズを安全に持ち運ぶために必要です。メモリーカードは、撮影した写真を保存するために必要です。バッテリーは、カメラを長時間使用するために必要です。
これらの機材を選んだ理由は、以下のとおりです。
- メインカメラは、高画質と高性能を兼ね備えたフルサイズミラーレスカメラを選びました。
- レンズは、標準ズームレンズと望遠ズームレンズを揃えました。標準ズームレンズは、あらゆるシーンで活用できる汎用性の高いレンズです。望遠ズームレンズは、遠くの被写体を大きく写したい場合に重宝します。
- その他は、カメラの基本的な周辺機材を選びました。
この構成であれば、幅広い撮影シーンに対応できるカメラ機材が揃うと思います。また、100万円の予算で、高画質と高性能を両立した機材を選ぶことができます。
もちろん、具体的な機材の選び方は、自分の撮影スタイルや好みによって変わってきます。例えば、風景やポートレートをメインで撮影するなら、標準ズームレンズと単焦点レンズを揃えるのも良いでしょう。また、動画撮影をメインで行うなら、ビデオカメラやビデオ用のレンズを選ぶのも良いでしょう。
まずは、自分の撮影スタイルや好みをよく考えて、自分に合ったカメラ機材を選ぶことが大切です。
まさかの予算を無視するAI
おい!せめて予算守ってくれよ!
100万円でって指定したので、私の予想としては中古のカメラやサードパーティ製の大三元あたりをお勧めしてくるかなぁ?って思っていたら、SONYの最高級カメラとレンズをブチ込んできてくれました。
しかしAIが提示した3点の価格は以下の通り予算を大幅にオーバーしてしまいます。
新品価格(中古価格) | |
ソニー α1 | ¥775,900(¥594,000) |
ソニー FE 24-70mm F2.8 GM II | ¥252,880(¥250,200) |
ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS II | ¥301,393(¥305,400) |
最安値の中古品を買いそろえたとしてもカメラとレンズだけで15万円も予算オーバーしてしまいます(笑)皆様ご存じの通りカメラってのはカメラ本体とレンズの他にも揃えなければいけないアイテムが物凄く沢山あります。
まず何よりもメモリーカードが必要となりますし、レンズを保護するためのフィルターや予備バッテリー、三脚、ストロボ等あげだせばキリがありません。
ですのでこの時点で回答としては0点なわけですが、予算はともかく提示したカメラ機材は割と真っ当だと思いました。
大三元ズーム2本をお勧めする良心的なAI
回答を見るまでは正直「めちゃくちゃ尖ったレンズ紹介されたらどうしよ…」と思っていましたが、蓋を開けてみると割とまともなレンズを勧めてきていて安心しました。
提示された2本があれば24mmから200mmまでをF2.8で撮れますので殆どの人が撮りたいと思う写真や動画の7割~9割はカバーできると思います。
まとめ
指定した予算100万円に対してカメラ機材とレンズ”のみ”で115万円使ってしまうお茶目なAI君でしたが、それ以外は大外ししていませんので思っていたよりずっと優秀だと感じました。
特に機械的にリストアップさせる使い方なんかは実用的なレベルに至っていると思います。例えば「SONYのEマウントで使える50mmのレンズを全て列挙してください」とかならかなりのスピードで回答を返してくれます。
まぁ中には商品の重さを間違えていたりF値を間違えていたりもするので、まだ鵜呑みにできるほどの精度ではありません。しかし今後更に発展していけば使いようによってはカメラ機材探しにも一役買うようになりそうです。
AIの今後に期待したいですね。
あと金銭感覚も人間に近づいてくれると嬉しいです。