こんにちは、フォトグラファーのryuです。
今回の記事ではSONYより新たに発売されるコンパクトなフルサイズミラーレス【α7c2】に装着する軽量なレンズについて書きたいと思います。
以前の記事では私が購入するレンズについて書きましたが、あくまで私の用途に合わせたレンズですので【24-70mm F2.8 GM2】のようなピカ一の写りをするけれども高価で重たいレンズも含まれていました。
今回はあくまで一般的な目線で軽量コンパクトで比較的安価なレンズをご紹介したいと思います。レンズの横にレンズ自体の重量も記載していきますので参考にしていただければ幸いです。
【SONY】FE40mm F2.5 G (173g)
ソニー / 標準単焦点レンズ / フルサイズ / FE 40mm F2.5 G / Gレンズ / デジタル一眼カメラα[Eマウント]用 純正レンズ / SEL40F25G |
まずは何といってもこちらの40mmの単焦点レンズです。
2021年に発売されたSONY純正の軽量単焦点3兄弟(24mm,40mm,50mm)の内の一本です。ちなみに私は50mmを購入しています。
なぜこのレンズをお勧めするのかと言うと、やはり非常に軽量でかつコンパクトに作られているからです。α7c2と組み合わせると重量はわずか687gとなります。
フルサイズ機としては異例の軽さです。
しかもこのレンズはSonyのレンズラインナップの中でもミドルグレードに位置する【Gレンズ】です。解放F値こそ2.5と控えめですが解像度は非常に優れていて周辺までカリッと描写することができます。
SONYからしても明らかにCシリーズに装着することを前提としているようなレンズですのでα7c2にぴったりのレンズと言えます。
ちなみに40mmをお勧めするのは万能な画角だからです。私は少し望遠寄りの画角が好きなので50mmにしていますが、このあたりはご自身の好きな画角で選べばよいかと思います。
ソニー / 標準単焦点レンズ / フルサイズ / FE 40mm F2.5 G / Gレンズ / デジタル一眼カメラα[Eマウント]用 純正レンズ / SEL40F25G |
【シグマ】28-70mm F2.8 DG DN(470g)
以前の記事でも紹介しましたが、やはりα7c2に付ける軽量な標準ズームならばシグマの28-70mm F2.8はマストな選択だと思います。
広角側が28mmスタートと少し狭いのがネックですがF2.8通しの大三元ズームとしては特筆すべき軽さです。レンズ自体もコンパクトに作られていて取り回しの良さも特徴です。
α7c2と組み合わせると984gとなります。大三元標準ズームを着けたフルサイズカメラが1kgと切るなんて一昔前なら考えられないことでした。それほど軽いです。
ただ一つ難点を上げるとすればSONYやタムロンとはズームリングの回転方向が逆ですので、手持ちのズームレンズにSONYやタムロンのレンズがあった場合シグマだけが逆回転になるのでそこは注意が必要です。
もしズームリングの回転方向が気になるならば同じくサードパーティのタムロンが出している【28-75mm di f/2.8 g2 iii vxd】がおすすめです。重量こそ540gと70g重くなってしまいますが、代わりに望遠側が5mm伸びていますので好みで選んでよいと思います。
【タムロン】20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)(365g)
お次はタムロンが出している珍しい画角の広角ズームレンズです。
20mmスタートと広角レンズにしては控えめなワイド側なのですが望遠側が40mmまで撮ることができます。
40mmといえば最初に紹介したFE40mmが万能なレンズと紹介したことからも、その汎用性の高さがわかっていただけると思います。
このレンズは言うなれば汎用性の高い40mmにオマケとして広角側の28mm、24mm、20mmが付いてくるというようなイメージで使えます。
α7c2と組み合わせると879gとなります。
日常のスナップ撮影にはもってこいの画角ですので持ち運びやすいα7c2とのマッチングは最高です。家族を撮影したり旅行に行ったりする際に持っていくには素晴らしいレンズだと思います。
描写も美しいし価格も安いし軽量だしでズーム域の狭ささえ許せば言うことなしです。
【タムロン】28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)(575g )
タムロン(TAMRON) ズーム ソニー E対応 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071) |
最後は便利ズームの28-200mmのご紹介です。
写りこそ先に紹介した3本には一歩及びませんが、なによりも特筆すべきは28mmの広角から200mmの望遠まで一本で撮れることです。
旅行や日常のスナップ、運動会や動物園まで何でもある程度こなせます。
またこれだけのズーム域を持っていると本来レンズの重量が嵩んでしまうのですが、このレンズは可変F値にすることでコンパクトで軽いレンズに仕上がっています。タムロンの技術力は本当に凄いと思います。
一つ難点を挙げるならばやはりF値が可変でかつ若干暗いということでしょうか。
暗い場所での撮影やもの凄く早い動体撮影は結構苦しいと思いますので、そういったシュチュエーションでの撮影が多い場合は別のもっと本格的なレンズを検討するといいでしょう。
とはいえ日常の中でこのレンズで困ることはそうそうありませんので、利便性を取るならば素晴らしい選択肢となると思います。
これだけのズーム域を持っているのにα7c2と組み合わせてもわずか1089gです。単体で見れば今回紹介した中で最も重いですが、視点を変えてみると2本3本とレンズを抱えなくて良いので荷物全体の重量は今回紹介した中で最も軽くなるでしょう。
旅行に行くのにどんな写真を撮るかわからない、でも一本だけで済ませたいってときはこのレンズを選ぶと思います。
まとめ
今回はひとまず4本を紹介しました。
超軽量な単焦点から便利ズームまで幅広くご紹介しましたが、いずれも写りの点は全くもって心配ありませんので、純粋に自身の用途と予算に合ったレンズを購入されると良いと思います。
- 【SONY】FE40mm F2.5 G
- 【シグマ】28-70mm F2.8 DG DN
- 【タムロン】20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)
- 【タムロン】28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)