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α7c2の欠点が見えてきた。デメリットとなりうるのか。

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こんにちは、フォトグラファーのryuです。

私はα7c2を発売日に購入してから毎日のように使い倒しているのですが、使っていく中で徐々に欠点が見えてきたので皆様にシェアしたいと思います。

これからα7c2を購入しようかどうか考えている方の参考になれば幸いです。

それではいきましょう。

α7c2の欠点①:晴天時のファインダー

私はα7c2が発売される前に体験会で実際に手に取り使ってみて問題ないことを確認して購入したのですが、やはり実際に様々なシーンで使うとなると粗も見えてきました。

その中の一つがファインダーです。

もちろんα7c2のファインダーが小さいことは購入前から分かっていたのでサイズや輝度に不満は無かったのですが、撮影シーンによっては物理的に無理が生じてきます。

それはどういったシーンかと申しますと、ずばり晴天の屋外撮影です。

以前使用していたCANONのR6Mark2やSONYのα7Ⅳのような筐体の大きなカメラのファインダーはサイズや輝度が優れている他に、遮光するための大きなサイズのアイカップがしっかり備わっています。

これはファインダーを覗く際に太陽光を遮断してEVFを見やすくする為の物なのですが、α7c2にはアイカップがありません。

そのため晴天時には見にくくなるだろうなーとは思っていたのですが、想像以上に見にくく撮影の際に少し困ることがあります。

α7c2の発売前体験会は屋内での体験だったので、スタッフの方に断って屋外でも覗かせていただくべきだったかもしれません。

普段ファインダーを多用している方は是非購入前に覗いてみることをお勧めします。

α7c2の欠点①シャッタースピードが1/4000までしか選べない

α7c2はシャッタースピードがメカシャッター使用時は1/4000までしか選べません。

これで何が困るのかと申しますと、先ほどと同じく晴天の屋外での撮影での話なのですがF1.8のような明るいレンズを解放F値で使いたい際などに1/4000では露出オーバー(明るすぎ)になってしまいます。

ISO感度は当然最低値の100まで下がっていますので露出オーバーを解消する方法としては絞りを絞るか、電子シャッターにして1/8000までシャッタースピードを上げるしかありません。

絞り開放で撮りたいと考えているので当然選択肢としては電子シャッターになるのですが、今度は電子シャッター特有の現象である「ローリングシャッター」に悩まされます。

ローリングシャッターはセンサーの書き出し速度を上回る動きの被写体を撮影すると撮像がゆがむ現象のことです。普通に静物が背景のポートレート等なら問題はないのですが街中等で背景にビュンビュン車やバイクが走っているシーンなんかだと、通り過ぎた原付の運転手がグニューンと横に伸びてしまったりします。そうなるとそもそも作品として成立しなくなりますので、消去法で絞りを絞るハメになります。

ですのでそういったシーンでの撮影が想定される場合は結局以前のカメラであるR6Mark2を持ち出しています。

これは完全に私が見落としていただけなので私が悪いのですが(笑)

明るいレンズをお持ちの方はα7c2で使うのかどうか良く検討して考えられると良いと思います。

まとめ

約1か月ほど使ってみて「いいカメラだなぁ!」と凄く感じるのと同時に実際に使い込まないと見えてこない欠点もわかってきました。(シャッタースピードはカタログ見ろって話ですが…)

特にファインダーはEVFのクオリティ自体は物凄く良いのですがアイカップが無いのがこれ程までに影響するのかと驚きました。この二つは要注意ポイントだと思います。

是非参考にしてみてください。

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ryu@photographer
カメラの種類を問わず「カメラ」そのものが大好きな30代男性です。 10代の頃から様々なカメラを使い倒し写真歴は10年以上です。 自分で購入したカメラ遍歴は CANON(EFマウント) ↓ CANON(RFマウント) ↓ SONY(Eマウント) となっております。 このブログではカメラに関する事をメーカーや機種問わずピックアップして話題にしたり、写真についての雑感やちょっと得する知識等を発信していきます。