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α7c2にするか?α7Ⅳにするか?

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こんにちは、フォトグラファーのryuです。

最近ある場所でカメラの話をする機会がありました。その中で「αシリーズのヒエラルキーはCシリーズが最も下だし所詮初心者用カメラだよね。」という趣旨の話になりました。

周りにいたフォトグラファーの人達も「そうだよねーα6700に毛が生えたようなレベル」と散々な言われようでした(笑)
私は価格やヒエラルキーなどはあまり気にせず、自分に必要なカメラかどうかを最優先に見るので購入時には全く気にしていませんでした。ただ言われてみれば確かにα7c2はフルサイズαシリーズの中でも最も安価ですし筐体も小さいです。

使ったことが無い人からすれば「エントリークラスの性能を制限したカメラ」に見えるでしょう。

今現在そういった「見栄」の部分でα7c2にするかα7Ⅳにするか迷っている人もいるかもしれません。悪いことではありません。カメラは持っている時のテンションも大事ですからね。

今回はそのあたりのお話です。

α7c2にするか?α7Ⅳにするか?

私は元々CANONのR6Mark2を愛用していてメイン機をα7c2に変えた経緯があります。詳しくは以下の記事にて。↓

CANONのR6mark2からSONYのα7c2に乗り換える話。 こんにちは、フォトグラファーのryuです。 以前の記事でRFマウントに限界を感じていること、逆にEマウントに食指が動いていること...

恐らくCANONのR6Mark2から乗り換えるのであれば普通は同じような筐体を持ちカスタムボタンやファインダーの倍率も似通っているα7Ⅳを選ぶのが順当だと思います。

しかし私はあえてα7c2を選びました。その理由は2つあります。

  1. 最強のAIAFが搭載されている
  2. 軽量コンパクト

一つずつ説明します。

最強のAIAFが搭載されている

このためにα7c2を購入したといっても過言ではありません。
以前使用していたR6Mark2やその前に使用していた6DMark2も決して悪いAFではありませんでした。というかむしろ困った記憶はあまりありませんでした。

しかしα7c2のAFは次元が違うというか何というか…。

例えばR6Mark2でピントが合っていたとしてもα7c2は更にガチピンに寄せてきているイメージです。ポートレート撮影で言うとR6Mark2はピントは合っているんだけど眼球全体に合っているイメージですが、α7c2は眼球の表面にビッタリとピントが合っている感じです。

どちらも「ピントが合っている」という大まかな部分では同じなのですがガチピンのガチピンになると解像感が段違いです。

それとそもそも被写体認識が極めて正確なのでガチピンの「打率」自体も滅茶苦茶高いです。適当に被写体に向けて適当にシャッター切ってもかなりの確率で目にガチピンが行っているくらいです。

歩留まりが高くなればメモリーカードの圧迫も減りますし、バッテリーの持ちも良くなりますし、撮影時間自体も効率化することができます。しかもその後の写真の選別の負担も軽くすることができます。

もちろんα7Ⅳも購入検討している時にレンタルして使ってみましたがAIAF搭載機とは比べ物にならないレベルでした。R6Mark2と同等くらいです。

ぶっちゃけAFの性能は完全にα7c2の方がかなり上です。

これがα7c2を選んだ理由のひとつ目です。

軽量コンパクト

そもそも冒頭で紹介した過去記事にも書いていますが私がメイン機をSONYに変えた理由はR6Mark2ですら重かったからです。ということは同程度の筐体を持つα7Ⅳに乗り換える合理的な理由はありませんよね。

軽量とかコンパクトさって軽視されがちだけどこれも特筆すべき「性能」の一つだと思うんですよね。大きなレンズや大きなボディのカメラで高性能なのは当たり前なんですよ。

高性能なのにコンパクトってのが素晴らしいんです。

これが私がα7c2を選んだ理由の二つ目です。

まとめ

α7c2を購入した今でもR6Mark2とレンズはまだ持っています。α7c2が来る前は私自身も「こんなコンパクトなカメラに乗り換えて大丈夫か?」と半信半疑だったからです。

しかし本当に杞憂に終わりました。杞憂に終わったどころか殆どの面でR6Mark2を凌駕してしまっています。α7c2が来てからR6Mark2は一度も使っていません。
一応来月までは持つつもりではありますが、そこまで持っても使わないのであれば売却も考えています。それくらいα7c2は私にとって完璧なカメラなんです。

長々と書きましたが結論としては

α7c2は「廉価な初心者用カメラ」などではなく「上位機種をも凌駕する安価な超ハイコスパカメラ」なのです。

迷っている方には強くお勧めできるカメラに仕上がっています。

ABOUT ME
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ryu@photographer
カメラの種類を問わず「カメラ」そのものが大好きな30代男性です。 10代の頃から様々なカメラを使い倒し写真歴は10年以上です。 自分で購入したカメラ遍歴は CANON(EFマウント) ↓ CANON(RFマウント) ↓ SONY(Eマウント) となっております。 このブログではカメラに関する事をメーカーや機種問わずピックアップして話題にしたり、写真についての雑感やちょっと得する知識等を発信していきます。