こんにちは、フォトグラファーのryuです。
以前の記事でRFマウントからEマウントへ乗り換えたことをお伝えしました。
あれから約2か月くらい経ちましたので、改めてCANONからSONYの乗り換えてどうだったのか?後悔はしていないのか?を書いてみたいと思います。
CANONからSONYへ乗り換えた結果
上記の記事でCANONのR6Mark2からSONYのα7c2へ乗り換えたと書きましたが、実はまだCANONのカメラやレンズは手元に置いています。
というのも当初は軍艦部ファインダーの無いα7c2をメインに据えることが大丈夫なのか否かを判断しかねていたからです。ただこの辺りは杞憂に終わったことは↓の記事で書きました。
記事の内容をザックリ言うと晴天時のファインダーが見辛いこととシャッタースピードが1/4000までしか選べない事がネックだと書きました。
実はこの辺のデメリットは今でも感じています。ですので念のためCANONのRFシステムも手元に残している状況です。
ただ手元に残しておくのも勿体ないですので、どうせならメーカー比較に使うことにしました。
CANONは色味が素晴らしい
R6Mark2からα7c2へ乗り換えて最初に感じたことは「CANONのセンサーの色味って素直だったんだなぁ」ってことです。
特にポートレート撮影をしている時に強く感じます。女性の肌の色味なんかはCANONの方が圧倒的に扱いやすい色で出てくれます。柔らかく健康的に表現される感じです。
SONYの方も悪くはないのですが、RAW現像で若干色味の調整をしたくなる。そんな感じです。
日中のポートレート撮影なんかは正直R6Mark2使いやすいなぁと感じる事も多いです。
重いシステムでも許容できる現場ではCANONも非常に素直で使いやすいと改めて認識することができました。
SONYの軽さとコンパクトさは大きな武器
一方でSONYの方はどうかと申しますと、やはり私がSONYのEマウントで行こうと考えた最も大きな理由の「軽くてコンパクト」は、想像以上に快適に撮影に臨むことができています。
例えば撮影に行く際にCANONのR6Mark2だと、持っていくレンズを24-70mmF2.8ではなく妥協して24-105mmF4としていたような、割とハードなシーンでもα7c2では躊躇なく24-70mmF2.8GM2を持ち出すようになりました。
私の場合許容できる重さが大体決まっているのでレンズの選択肢が増えるのはこの上ないメリットと感じています。
色々な表現をするために大金を投じて様々なレンズを用意しますが、重いから持ち出さないのでは持っていないのと同じですからね。
ただ一方でEマウントは光学的に若干無理しているのか様々な収差がCANONやNikonと比べて大きめな印象です。もちろんレンズ補正があるので気になる場面は限りなく0なのですが、逆に言うとかける補正が大きければ大きいほど画質劣化に繋がるので様々な収差は元から無いに越したことはないのです。
流石にFE24-70mmF2.8GM2のような最上位のレンズを使っていて画質が気になったことはありませんが一部の価格帯のレンズでは、CANONの方が優れた絵が出てくるなと感じることもあります。
まとめ
CANONからSONYへ乗り換えて、「重ささえクリアできれば」基本的な光学性能はCANONの方が優れているなと感じました。特にCANONは【RF24-105mmF4】や【35mmF1.8】のような低価格帯のレンズは正にコスパ最高だと感じます。
ただし私の場合その「重さ」が最大のネックだったのでSONYに乗り換えて後悔は一切無く大満足しています。カメラは持ち出してナンボですからね。軽いは正義です。